こんにちは。ミニチュア・シュナウザー、ギンの飼い主の犬飼(いぬかい)です。今回の記事ではミニチュア・シュナウザーのいい病院の選び方・見つけ方についてお伝えしたいと思います。
よい動物病院の見つけ方
近年では人間だけではなく、動物の医療も高度化、専門化が進んでいます。MRIやCTなどの検査装置を持っている病院もあれば、レントゲンなど必要最低限の機器しかない病院もあります。
病院によっては値段もさまざま。飼い主としてはどこの動物病院がいいのか大いに悩むところだと思います。参考までに動物病院を選ぶ時のポイントをまとめました。
近所の評判はいいか
すでに病院にかかっている飼い主さんの意見を聞くようにしましょう。お散歩中に出会った方に「どこの動物病院に行っているか」「オススメの動物病院はあるか」など聞いてみるとよいでしょう。
お散歩で出会うということはご近所さんである可能性が高いです。
近い場所に動物病院があるのに、あえて遠い病院に通っている飼い主さんがいれば、なぜその病院を選んだのかを聞いてみましょう。
インフォームド・コンセントがなされているか
インフォームド・コンセントとは「飼い主や家族に十分な情報提供をすること、それに基づく飼い主からの同意を得ること」です。
なぜその検査をするのか、なぜその薬が必要なのか等、きちんとわかりやすく説明してくれるか、また質問をしたら納得するまで面倒くさがらずに説明してくれるかをチェックしてみましょう。
料金がわかりやすいか
動物病院は人間の診察とは異なり、すべて自由診察ですので、同じ治療内容でも病院によって費用が異なります。
しかし同じ病院内で同じ治療を受けているのに費用が異なるのはおかしいです。会計の際に、費用明細を出してくれるか確認しましょう。
すぐに連れていけるか、気軽に相談できるか
- 愛犬が突然動かなくなってしまった
- 苦しそうにしている
という時にすぐに連れていけるかどうかは大事です。また小さなことでも気軽に相談できるかどうかも大事なポイントです。
犬を連れて歩いて向かえる場所にある病院が理想的です。
ギンは月に1度は定期的に病院に行くようにしています。内容はダニ予防の薬をもらったり定期検診を受けたりとさまざまですが、定期的に動物病院に行くことで先生に犬を覚えてもらいやすくなります。それにより安心して相談できるようになります。
設備が整っているか、高度医療・専門医による治療が受けられるか
設備が整っており、高度医療・専門医による治療が受けられる病院は、基本大学病院になり、数が限られてしまいます。
普段は近所の動物病院に通い、大きな病気にかかった際に専門の病院に行く人が多いようです。
深夜救急でも診てくれるか
人間と違って犬は119番で救急車を呼ぶことができません。深夜でも診てくれる病院があるかどうかは重要なポイントです。
しかし深夜対応してくれる救急病院は
- 夜間のみ営業している
- 料金が通常より高い
- 普通の動物病院より数が少ない
であることが多いです。そのため通常は近所の動物病院に通い、救急で診て欲しいときだけ夜間病院で診てもらうといいでしょう。
むかしギンがお腹を壊してしまった時に、焦って夜間病院に行ったのですが、費用が5万円ほどかかりました。
念入りな診察の後、検査結果や診断内容をまとめた詳細な診断書を作成していただきました。
しかし翌日、近所の動物病院の先生に診断書を渡すと「これは丁寧に調べましたね。高かったでしょう」と言われました。緊急の夜間病院は、通常の数倍の診療費がかかることを覚悟しなくてはいけません。
よい動物病院の選び方・まとめ
愛犬は信頼できる先生に診てもらいたいですね。近所で評判の病院を教えてもらったり、近所の動物病院を何件かまわったりして、相性のいい先生を見つけるがお勧めです。
また休診日の関係で診てもらえない可能性もありますので、何件かの候補を見つけておいた方がいいです。
動物病院によっては、爪切り・肛門絞り・耳毛抜きなどをやってくれる病院もあるので、定期検診代わりに活用するもお勧めです。