子犬期

ミニチュア・シュナウザーを育てるための基本の食事

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こんにちは。ミニチュア・シュナウザー、ギンの飼い主の犬飼(いぬかい)です。

今回の記事では、ミニチュア・シュナウザーを育てるための基本の食事についてご紹介します。

パパ
毎日の食事はギンが喜んで食べるものを与えたいよね
犬飼
そうね!食費がかさむけど栄養のある食事が大切!
ギン
美味しいご飯が大好きだワン!

犬の成長によってご飯をあげる回数を変えましょう

犬の食事は、市販のドッグフードがよいという考え方もあれば、手作り食がよいという考え方もあります。一概にどちらがいいとは言えませんが、犬の体調や手間を考えて決めましょう。

成犬は1日2回のご飯で大丈夫ですが、子犬は消化や吸収能力が未発達なので、1日3〜4回に分けてあげるのが基本です。成長とともに必要な栄養量も変わるので、獣医師さんなどに相談して切り替えていきます。

ギンはブリーダーさんと獣医さんに相談して、子犬のときからずっとドライフードを基本フードとしてあげています。

生後2〜3ヶ月

生後2〜3ヶ月のときは1日3回、朝7時、昼1時、夜7時と人間のご飯と同じタイミングでご飯を与えていました。

与えていたのはドッグフードをお湯でふやかした離乳食です。生後4ヶ月からはドライフードを食べられるようになりますが、幼犬のうちはふやかします。

なお夏場はお湯でふやかしたドッグフードは腐りやすいです。柔らかくなるまで時間がかかる場合は、冷蔵庫に入れて腐らないように気をつけましょう。

ギンはオリジンパピーというドッグフードをふやかして食べさせていました。

ブリーダーさんに教えてもらったフードで、少し値が張りますが、ギンがとても美味しそうに食べているので成犬になるまでこれを与えてました。

途中で試供品でいただいた他のメーカーさんのフードを与えた時期がありましたが、便が臭くなったり下痢っぽくなったりしてしまったので、すぐにオリジンパピーに戻しました。

生後4〜10ヶ月

生後4ヶ月〜10ヶ月は水でふやかしていないドライフードを与えました。

生後2〜4ヶ月と同じく「オリジンパピー」を与えていました。ご飯の回数は3回から2回に減らしました。

生後10ヶ月までは基本的におやつは与えず、ドライフードのみを与えていました。

生後11ヶ月〜

生後11ヶ月以降になると、体の成長が止まり成犬並みの体格になります。パピー用ではなく成犬用のフードに切り替えましょう。

切り替えるときは胃腸を慣らすために、パピー用と成犬用のドッグフードを混ぜて1週間ぐらいかけて食事を切り替えます。

切り替え開始からのスケジュール例は以下のとおりです。

  • 1日目 パピー用 9:1 成犬用
  • 2日目 パピー用 8:2 成犬用
  • 3日目 パピー用 7:3 成犬用
  • 4日目 パピー用 6:4 成犬用
  • 5日目 パピー用 5:5 成犬用
  • 6日目 パピー用 4:6 成犬用
  • 7日目 パピー用 3:7 成犬用
  • 8日目 パピー用 2:8 成犬用
  • 9日目 パピー用 1:9 成犬用
  • 10日目 パピー用 0:10 成犬用

我が家の成犬用のドッグフードは、チャンピオンペットフーズ社が出しているオリジンのオリジナルと、アカナのドッグフードを定期的に切り替えて与えています。

オリジンとアカナはギンの食いつきがよく、便の調子もいいです。

与えてはいけない食べ物

人間と違って犬には合わない食べ物があります。嘔吐や下痢などの原因になり中毒症状を引き起こす原因になるので、与えないように気をつけましょう。

  • タコやイカ、エビやカニなど甲殻類
  • 加熱した骨
  • 長ネギや玉ねぎなどのネギ類
  • 加工食品や刺激物
  • チョコレート
  • 牛乳
  • ナッツ類
  • ぶどうやレーズン
  • アルコール

食事のルール

食事のルールは子犬ときからしっかりと教えましょう。

時間や与え方は不規則に

食事を与える時間を厳密に決めてしまうと、犬はその時間を覚えます。時間になってもご飯が出ないと吠えて要求したり、ストレスになってしまったりする可能性があります。

用事や残業等で帰りが遅くなり、ご飯を与える時間が遅くなることもあると思います。ご飯の時間は毎日ぴったり決めないようにしましょう。

ご飯を与える前は「オスワリ+マテ」

ご飯を与える前は絶好のトレーニングタイムです。

ギンの場合は、食事の前には「オスワリ+マテ」の状態を長めにキープ、アイコンタクトの練習をしてから与えています。

食事を残した場合

ご飯を食べないときは、ご飯を与え始めて10分を目安に片付けましょう。

食べないご飯をずっと出しておくと、いつでも食べられると学習してしまい、ダラダラと遊びながら食べるようになってしまうこともあります。

食事は出されたときにすぐに食べなければいけないと教えましょう。

普段はガツガツご飯を食べるのに、急に食べなくなったときは具合が悪い可能性があります。元気がない場合は獣医師さんに診てもらいましょう。

人間の食べ物を与えない

人間の調理済の食べ物は塩分や糖分や脂肪分が多く、犬にとって消化の悪いものがあります。

一度上げてしまうと、おねだりしたらもらえると学習してしまい、おねだりする犬になってしまいます。

犬の健康に害を与えるだけでなく、困った行動を引き起こしてしまう可能性があります。人間の食べ物は与えないようにしましょう。

食器を下げるタイミング

食器への執着心を持たせないように、食べ終わった直後に食器を片付けないようにしましょう。

ご飯を食べている途中で取り上げることは、犬はご飯を取られたと激怒する原因になり、信頼関係が崩れるので絶対に辞めましょう。

犬が食器に感心がある状態で片付けたいときは、食器より魅力的なおやつを与え、おやつを食べさせながら「チョウダイ」と声をかけて食器を下げるようにしましょう。

まとめ

ワンコはご飯が大好きです。犬の成長のためにも栄養バランスの取れた食事を与えましょう。

また犬にあったご飯を与えると毛艶がよくなります。

ギンはお散歩中によく毛艶を褒められるので、フードが合っているんだろうなと思います。

ご飯前は最高のトレーニングのタイミングです。「ミニチュア・シュナウザーのクレートトレーニングのしつけ方」の記事で記載したように、クレートの中でご飯を与えるとクレートの中が大好きになります。クレートトレーニングで悩んでいる方はぜひお試しください。

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