こんにちは。ミニチュア・シュナウザー、ギンの飼い主の犬飼(いぬかい)です。 今回の記事では子犬を迎える前に重要な、ミニチュア・シュナウザーの性格をお伝えしたいと思います。
犬種によってなぜ性格が違うのか
ゴールデン・レトリバーは優しく落ち着いている。トイ・プードルは人懐っこく明るい性格など、犬種によってそれぞれ性格が違います。
ヨーロッパでは犬は人間に役立つ使役犬としてブリーディングが行われてきました。犬の長所を伸ばすためのブリードにより、たくさんの犬種ができて、様々な特徴をもつようになりました。
もちろん犬個体の性格はありますが、遺伝による性格が大きいです。その犬種の性格や特徴を知ることで、なぜ犬がその行動を取るのか理解できるようになります。
ミニチュア・シュナウザーの性格
ヨーロッパの子供向けの絵本などによく登場するミニチュア・シュナウザー。もともとは牧場でネズミ捕りをするのがお仕事だった犬種です。ルックスの特徴は立派な口ひげと精悍な眉毛。紳士、おじいちゃんのような見た目が人気の犬種です。
遊ぶことが大好きな元気者
見た目はおじいちゃんですが、遊ぶことが大好きな元気者です。テリアの性質が入っていることもあり、とにかく活発に動き回ります。ガッチリとした体格を維持するためには毎日の運動が欠かせません。
また知性豊かなので、遊びながらも様々なことを学習します。トレーニング自体も楽しめる犬種なので、ゲームやスポーツなど頭脳戦の遊びにも容易く興じます。お手・オスワリ・マテ・フセなど基本的なトレーニングはすぐに覚えてくれます。
飼い主さんと一緒に遊ぶことが大好きです。我が家のギンはおもちゃを投げてキャッチするのが大好きなので、自らおもちゃを持ってきて、投げてとおねだりしてきます。ボールをキャッチできたらたくさん褒めてあげると、どんどん上達し、目に見えて喜びます。とても可愛いです。
ちょっぴり口やかましい
ミニチュア・シュナウザーは警戒心が強い犬種でもあります。テリトリー意識が強いため、他の犬や人が近付こうとすると吠えやすいです。過度に神経質だったり攻撃的なことはありませんが、子犬のうちから家族以外の人や犬に慣らせておくことが大切です。
逆に言えば、勇敢で警戒心が富む、優秀なガードマンになるでしょう。一方で心を許した相手にはフレンドリーになります。
我が家では子犬期に子犬が集まるパピーパーティーに定期的に連れて行っていたので、ギンはワンコが大好きな犬になりました。
飼い主に従順で命令に忠実
ミニチュア・シュナウザーは家族が大好き。飼い主さんのことが大好きで、基本的に従順です。
様々な訓練に前向きに取り組むので、日本全国で警察犬デビューしを果たした子もいます。
運動能力が高く、トレーニングからドッグスポーツまで、あらゆるアクティビティを存分に楽しめること間違いなし。
もともとネズミ捕りをする性質を持っていることから、モノを追いかけるのが好きで、ボール遊びが得意です。ジャンプが上手だったりはしごを登ったり、フライングでキャッチしたりと、競技大会に出てもその高い能力を示します。
ギンは小さいぬいぐるみのおもちゃをフライングでキャッチするのが大好きです。
自己主張をしっかりする
好奇心旺盛で大胆。そして強気なミニチュア・シュナウザー。
自己主張をしっかりします。子犬期のトレーニングをしっかりしていないと、要求があるごとに吠えるわがままな子になりかねません。
ギンが子犬の時、サークルから出してと要求吠えをよくしてきましたが、頑なに無視をしておとなしくなったら出してあげるを繰り返していたら「吠えてもいいことがないんだな」と理解して、吠えなくなりました。
頭がいいので、毅然とした態度でトレーニングをすると直ぐに学んでくれます。
家族が大好きな甘えん坊
実は甘えん坊のミニチュア・シュナウザー。家族が大好きで部屋を移動する度にべったりくっついてきます。
ソファーに座ると膝に顎を乗せて甘えてきます。その姿がとっても可愛いです。もちろんそれぞれの個性があると思いますが、ギンちゃんはとっても甘えん坊。
ブラッシングなどのグルーミングも大好きで、気持ちよさそうにします。スキンシップが大好きなので、たくさん取ってあげましょう。
ミニチュア・シュナウザーはこんな人にオススメ
こんな方におすすめ
- 高齢者の伴侶、子供の情操教育に
- 子供のいない夫婦の愛情の対象に
- 愛犬におしゃれをさせたい人に
- 一緒に野外に出かけたり旅行をしたい人に