こんにちは。ミニチュア・シュナウザー、ギンの飼い主の犬飼(いぬかい)です。
今回の記事ではしつけをする上で一番大切な「信頼関係の築き方」についてご紹介します。
愛犬との信頼関係の築き方
番犬としての役割が一般的だった時代、飼い主と犬との関係は「主従関係」や「服従関係」が望ましいと言われていました。
しかし近年では犬は「家族のような存在」「一緒に仲良く暮らしてどこでも一緒に出かける存在」になっています。
愛犬を我が子のように可愛がる飼い主も多く、犬と人間の好ましい関係は親子のような関係になりました。
愛犬と信頼関係を築き、親子のような関係になるための大切なポイントをお伝えします。
美味しいご飯をくれる存在
まずはじめに、ミニチュア・シュナウザーはご飯が大好きです。
そのため、犬からの信頼を得るには、ご飯を上げることは欠かせません。
お皿に入れて渡すことも大切ですが、トレーニングしつつ手からフードを与えて「飼い主から食べ物をもらっている」と覚えさせることも大切です。
安心できる存在
飼い主は好ましい行動を犬にストレスを与えずに教えることが大切です。
「叱ること」は「飼い主は怖い存在である」と印象づけてしまい、犬にとって安心できる存在ではなくなってしまいます。
人間の言葉を理解できない犬は「なぜ怒られたのか」という理由を特定できないため、どうしたらいいのか分からず不安を抱えてしまいます。
好ましい行動を教え、たくさん褒めてあげる。そうすることで犬にとって安心できる、そばにいたくなる存在になります。
遊んでくれる存在
ミニチュア・シュナウザーは遊ぶことが大好き!
時間の許す限り犬と一緒に遊んであげましょう。
「いっぱい遊んでくれるから大好き!」「飼い主と遊ぶのが一番楽しい!」と思ってもらえる関係を目指しましょう。
とくにミニチュア・シュナウザーは頭もよく、ボール拾いなどもすぐに覚えてくれます。
ボールを拾ってきたら思い切り褒めてあげましょう。更に遊ぶことが大好きになります。
すべての決定権を持っている存在
決定権はすべて飼い主が持つようにしましょう。
- 食事の内容
- 遊びの始まりや終わり
- 行動範囲
- 散歩の行き先
さまざまな事柄のすべてを決めているのは飼い主であることを伝えましょう。
そうすることで何をするにも飼い主の決定を待つようになります。
逆に犬のいうとおりに動いていると、わがままで飼い主のいうことを聞かない子になってしまいます。
まとめ
犬と良好な親子のような関係を目指していきましょう。
ギンとの信頼関係を築けてきたなと感じるようになったのはお散歩で意思疎通できるようになってからです。
ギンは走っている人や子供が苦手で、近くにいると少し吠えてしまいます。
その時に子供から少し離してあげたり、走っている人が通るまで「大丈夫だよ」と落ち着かせるために背中をなでてあげると落ち着いた状態でいてくれます。
またギンも自分が苦手なものを飼い主が分かってくれていると安心して嬉しそうな顔をしています。
犬の気持ちを理解することは難しいですが、犬の言葉がわからないからこそ、苦手なものや嫌なことがあれば助けてあげるようにしましょう。
しかし甘やかしすぎて主導権や決定権をワンコに委ねないように気をつけましょう。